二学期に入ると、
ブルーの目はコンタクトだった、
というウワサでもちきりになった。


「なんか、
 青いコンタクトもやめて、
 ヒトが変わったみたいに
 自信があふれてるって」


エリはブルーのウワサをァタシに聞かせる。


「そうなんだ……」


ァタシは、
あの山でのデキゴトを思いだした。