次の日――。



始業式の次の日には、もう午後まで授業がある。


今は昼休み。


私はいつものように鞄を持って体育館裏に行った。


体育館裏と言ってもベンチもあって、季節のお花も咲いている。


なのに人気がないのか体育館裏には誰もいない。


まぁ、私にとっては好都合だけど。


私はいつものベンチに座った。


隣に鞄を置いて、中からお弁当とペットボトルのお茶を出した。


青空の下で食べるお弁当って何で美味しいんだろう。


完全にピクニック気分。


私はお弁当箱の蓋を開けて、お弁当を食べ始めた。