ケータイ小説 野いちご

ファースト ラブ ~女子高校生×ホストクラブ経営者~

第一章
会いたい人

花音は毎朝、カイトに会いたくてあの時間にエレベーターに乗っていた。



だけどあれから1ヶ月経つがまったく後姿すら見かけない。



エレベーターを降りて外に向かう途中、花音は深いため息を吐いた。



また今日も会えなかった・・・・。



がっかりした気分で花音は駅に向かった。






「おはよ~ 花音」


教室に入ると里衣子が近づいてきた。



「おはよう 里衣子」



花音は里衣子の顔を見て挨拶をすると元気のない顔をしていた。



「どうかしたの?元気ないね?」


「花音・・・抽選、外れちゃった・・・」



CHANCEのライブチケットの件らしい。



すごく悲しそうに言う里衣子に元気付けるように花音は手を握る。





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