次に目が覚めた時
私はベットに寝かされていた。


「ここは…どこ…?」


ザワザワ 

とした声が聞こえる。


見渡す限りの広い空間……


そばでまた呆然としている
おばあさんに
聞いてみた。


「すみません、ここは?」


おばあさんは、

「私ね……確か最後に見たのは
息子の悲しそうな顔だった
ような……ここは……いったい…」


おばあさんも今一つわからない


窓から見えるのは
草原だった。



  病院かな?


でも誰もいない。