ケータイ小説 野いちご

魔女と魔獣

一の巻 素直になれなくて
要注意人物現る

ママが血相を変えて
電話をかけた。

相手は…翔のママに違いない~

「ちょっと、カオリン!!
翔が女と歩いてたんだけど?」


私は牛乳を吐き出した。


受話器の外から
聞こえる翔のママの雄叫び


「女よ、同じ制服着てたから
え?どんなって・・・・」


私も気になって耳をダンボにした。


「ん・・・かわいい女、ちょっと
ポッチャリでさ、なんちゅーか…
出るとこ出て、絞まるとこ絞まる…
みたいな~」


私は、自分の胸に手をあてた。


  ちっこ・・・い


 誰だ?どこのどいつだ?

昨日携帯でメールしてたやつか~


翔のママが

「コソコソ会いやがって
翔~ヤキだな~」


と怒鳴った。

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