ケータイ小説 野いちご

“俺様”大家の王国

他の住人




「うん……そう、だから心配しなくていいよ。

ご飯? ちゃんと食べてるってば。

心配しないで……」
 
祖母はしきりに私の身を案じていた。
 
おろおろしているのが、電話でもはっきりと分かる。


「勉強だってね、ちゃんとしてるよ。

この前、授業の実験で失敗しちゃって、

うちの班だけ数値が出せずにクラスに迷惑かけたけどね、

悔しかったからその次の週では、実験を一番に終わらせて、


一番良い結果を出して、先生に褒められたんだから」




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