ピリリリピリリリ



ロボットの目覚ましがしつこく鳴る

「哲〜哲起きなさい〜」

部屋の外からも母親の起こす声が聞こえる。

哲は渋々起きる事にした。
哲の部屋は決して綺麗とは言えない
寧ろ散らかっている

哲の部屋はアニメや特撮のロボットが棚にぎっしりと詰めて並んでいる

はっきり言って哲はオタクである

彼女いない歴=年齢
つまり15年

哲は立ち上がりカレンダーを見た

「そっか…今日入学式か」
何日も徹夜をして哲はギリギリで公立高校に入学できた。

今日はその入学式である。