まだ文化祭の余韻が残る今日このごろ。


私と神楽の中はまた前みたいに戻った。



『ねぇピアスの穴塞ぎなさいよ。』


神楽の耳にあるピアスに前から不愉快さを感じていた。



「えぇ〜。痛いの我慢した意味ないじゃん。」



はぁ?!


ピアスした男をパパが許すわけないでしょうがっ!!



『何個あけてるわけ?』


「ん〜。片耳4つずつ。」


両耳で8つも!!!



『今すぐ行動に移さないともう別れるわよ。』


冷たい視線で神楽に言った。



わかったよ、と言ってピアスを外し始めた。



弱みを握ってるみたいで清々しい♪



(※↑最低な悪女だ。)



「おはよ〜美琴♪あれ…仲直りしたんだね!」



教室に入ると夏帆が言った。



『まぁね。』



「あれ、皆斗…ピアスは?」



違和感を感じた和樹くんがさっそく神楽に聞いた。