ケータイ小説 野いちご

MiD NiGhT PaRaDe-真夜中の円舞曲-

pRoLoGuE

「ねぇ…薫…どうして行っちゃうの薫の馬鹿…」
教室の中を1人…私こと美奈が呟く。
薫は……
薫は私の大親友だった…
けど…もう居ない…

薫は…昨日の帰りに事故に遭い病院で





      死んだ















私を置いて

こんな寂しい世の中を親友なしで生きろというの…
こんなの…








精神の拷問だ




薫はどうして行っちゃうの…
私より先に
天国に
私は薫の何だったのか
親友…?
赤の他人…?
ただの友達…?

今更になってこんな事は気にしないようにしなければ天国の薫に失礼だ…


天国…?


本人はとても失礼だけど薫は天国に行ったの…?

地獄じゃなくて?


薫は明るくてとても優しかった。
けど
薫の事を嫌い、憎いと思っていた人は私の知っている中では少なくない。

まさか、私の思っている事まで薫にバレてしまうのか…?
いや…そんな筈はない。
いくら死人でもそれは出来ないだろう…

人の心を読み
心を探り
罪を犯し
挙げ句の果て地獄に行った霊も少なくない……
そういう災いばかりを起こす霊を「悪霊」というらしい。しかもその殆どがこの
世に未練がある霊らしい。
だから

薫は悪霊にならないでね
良い事ないから
約束だよ

死んだ薫と私の




PrOmIsE―約束―



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