いつものように放課後、鈴と一緒にお店に行った。




金曜日だったせいか、同じ高校の学生がたくさんいた。



やけに女の子多くない??




「はは~ん、高原さん目当てだなぁみんな。」




鈴が腕組みしながら、頷く。



まぢですか?確かに、ほとんどの女子の皆さん気合い入ってるみたいですけど。




「あ、えみチャン、鈴チャンいらっしゃい♪」




すると、そこへ女子の皆さんのお目当てである、キラキラスマイルの高原さんが私達の席に注文をとりにきた。




「実は明日から出してみようと思ってる新作あるんだ、俺の自信作♪えみチャンに一番に食べてもらいたいんだけど、いい?」




そう言ってちょっと上目遣いで、聞いてくる高原さん。



やばいですよ…それ。



高原さんオンリーで来てる女の子だったら、完全に失神してますよ…。



私は…


ここのスイーツが好きだから…


スイーツがね?