「さて…。」



さて…?


突然マサ君は表情を変えて、とびっきりの笑顔で私を見つめた。


不意打ちだよ〜!!

私にとってはマサ君かっこ良すぎるんだから!!


突然見つめられ、心臓がドキドキ煩くなってしまう。



「だからね、雫。俺は今彼女いないから。しかも別れたのも3ヶ月も前だし。
今日俺達がホテルにいた事、誰にも迷惑かけてないんだよ?」




!?


そうだった!!

マサ君の話に聞き入る余り、その事忘れてた!