「【ゲーム】…ねぇ…。
やりたくもない【ゲーム】だけどね〜。」


沙弥はそう呟きながら、
4階へと階段を上っている。


「あのゼロとかいうヤツ、
めちゃくちゃ気に食わねぇ。」


若干キレている金石。


「今は従うしかない、っていうのがまた…ね。」


水華も足下を見ながら、そう言った。


その言葉に、3人が頷く。


「401は…確かパソコン室だよね?」


と、黙っていた木本が言う。