「ん‥‥‥」



目をゆっくり開けるとあたしはキングサイズのベッドの上に寝ていた


あたし何でこんなとこに居るんだけ‥??




重い体を持ち上げるとズキッと痛む頭



そうだ‥また頭が痛くなって‥
それで‥‥何でここに居るの??


辺りを見渡したらあたしの部屋以上に広い部屋だった





あたしの家よりデカイって‥





「目、覚めたか?」


声のする方を見ると矢澤陽がお粥を持ってあたしの方に向かってきていた


「えっ、いや、あたし‥また助けてもらっちゃったの?」



ベッドの隣にある机にお粥を置いて



「そうみたいだな」


ニコッと笑い頭をクシャッと触ってきた




矢澤陽にクシャッとされる度に瀬凪を思い出し、懐かしい感じがする





何なんだろう‥?
この感じ‥‥‥‥



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