結局2次会のカラオケに来たのは、10名足らず。

3人のイケメンと怜奈も来た。

カンジ君が怒鳴るように歌ってる。

私は、ここでも歩くエロマシーン・タカ君の隣に座った。

ソルティ・ドッグを飲みながら、歌に負けないように大声で話しかける。

「ねえ、キミ、家族は?」

「は?」

「ご両親は健在?兄弟は何人?」

「また、心理分析ですか?」

「まあね~」

「なんで、そんなに俺のことを分析したいんです?」

「理解不能だから」