またも、おいとまの時間に東宮様はぐっすり眠っていらっしゃいます。


今日で、新婚の三日は終わってしまったわ。

今日もお召しがあるのか、気になるけれど…
やはりこんな美しく可愛らしい寝顔を崩すことは、私には出来ませんね…


そう考えて、東宮様に布団をかけ直して弘徽殿へと帰りました。