それは、入学して3週間が経った頃。

わたしは学校に忘れ物をして夜7時に学校に行きました。

先生に言って、教室へ向かうと3年生の廊下から光が漏れていました。

教室に行き、忘れ物をとったあと、恐る恐る3年生の教室の方へ向かっていくと・・・


3年生の教室の近くにある、倉庫から光が出ていました。

中からは聞き取れないけど、声がしました。

「・・・で・・・でも・・・だったら・・・あ、・・・それがいいね・・・」

中の人に見つからないように、こっそり中をのぞくと・・・


5~6人ぐらいの人が机をかこんで座っていました。

中には物が乱雑に置かれていて使われていないような倉庫でした。

そして、いったん顔をひっこめようとすると・・・

「ガタンッッ!!」

「「あ・・・やっちゃったぁ・・・」」

「誰かいるの??」

中から男の人の声が・・・。

誰かが出てくる・・・わたしの心臓は体中に響き渡るぐらい鼓動をうっていました。

「キミ・・・誰?」

上を見上げると3年生ぐらいのスレンダーな人がこっちを見ている。

「「ヤバぁ・・・なんか言わないと・・・」」

「えっと・・・そのぉ・・・わたしは・・・」

「「ヤバイ・・・!!なんにも言うことが思い浮かばないよぉ・・・」」

「まぁ、良いや、とりあえず入ってよ。詳しくは中で。」

「「アワワァ・・・」」

その人に言われるがままにわたしは中に連れられていきました・・・