「美和。」


「えっ?」


急に名前を呼ばれてびっくりした。


「おいで。」


「な・・んで?」


「いいから、おいで?」


そう言いながらも、先生が近づいてきた。


そして。


また。


先生の唇が、私の唇に触れた。


「んっ・・」


二度目の、キス。


「誰か来たら。」


「大丈夫。誰も来ない。」


二度目のキスは、長かった。