それから
3日位ずっと
店長との連絡を
欠かす事なく
過ぎていった




今日のバイトは



店長と一緒♪


鼻歌歌いながら
バイト行っちゃったり、



あっっ!!!


発見、


「おはようございます!」


いつもより
大きい私の声


パッと振り向く
愛しい顔。


「おーっ、おはよー!」

店長の笑顔で
私も笑顔になる

幸せだな、私。




バイト中、
何度も何度も店長と
目が合って
その度ニコッてしてくれた



「さくらちゃん!
きゅうけーい!
1時間ね~♪」


そう言った店長は
耳元で小さな声で

「俺とね、」

って囁いた

…もう…恥ずかしいじゃん



賄いのスパゲッティーを
持って休憩室に行くと
既に店長はカレーを食べていた


「遅いじゃーん!」


店長はそう言うと
隣にスペース作って
私もソファー座れる様にした


「隣、どうぞ」


店長は
王子みたいに
私をエスコートした


―――ストンッ

ソファーに座ると
店長が近寄って来た


ドキドキドキ…

「あのっ!」

緊張の空気に耐えられず
話しかけた

「ん?」

犬みたいに
顔をひねる店長


…可愛い

「……えっと…
カレー美味しい?」


「うん、美味しいよ?
食べる?」


「食べる」



「アーン」

―――パクッ

新婚さんみたいに
食べさせてもらった

店長の作ったカレー、
熱くておいしかった