「んん~?」 ……ここ、どこだろう? 目を覚ますと、私は何故かふかふかなベットに横になっていた。 「ん………」 「!?」 隣で声がして、勢い良く振り返る。 そこにはもう一つベットがあって、20代前半ぐらいの、きれいな男の人が眠っていた。 そうだ、思い出した。 私は、女王の兵隊たちから逃げ出して、この人に会ったんだ。 で…その後、頭がくらくらして… あれ?私、もしかして、気を失っちゃったの?