ケータイ小説 野いちご

【完】大人の世界~甘美な毒に魅せられて~

まさかの接近

「おはよ…」

翌朝目を覚ますと、9時を過ぎていた。

めがねをつかみ、体を起こす。

ランはまだすうすう寝息を立てている。

彼女を起こさないようにそっと部屋を抜け出てリビングに行ったが誰もいない。

ダイニングのテーブルにメモが置かれていた。


『パパとママは映画を見に行ってきます。悟は部活です。ランちゃんと適当に朝ごはん食べてね』


そっか、みんな出かけたんだ。


あー、喉、からから。

冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出し、グラスに注ぐ。

そして一気に飲み干した。


昨日、ほてったまま寝ちゃったからかな。










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