『寝坊した。先行ってて。』 翌朝。 唯くんからのメッセージは、美琴と3人のグループトークに送られてきた。 正直なところ、少しホッとしてしまった自分がいる。 …まぁ私の腫れぼったい目を見たところで、唯くんは何も思わないかもしれないけど。 ポーッと歩いてると、先の方に美琴の歩く姿が見える。 …よし。 美琴に話を聞いてもらおう…! いつものように聖母が私をお導きしてくれるに違いない! 私は美琴に駆け寄って声をかけた。