「え」



唯くんは顔を俯かせたままだ。



「似合う?」


「うん」


「かわいい?」


「…うん」


「えー!やったぁー!!」


「声でけぇよ」




嬉しい!!

他の誰に言われるよりも、嬉しい!

100倍嬉しい!!!!




「イヒヒ」



喜びを隠せない私を、唯くんがちら、と見る。




「つーか…けしからん」