ー小山 陽菜side
「ちょっと、呼び出しきたからでてくるね。すぐに戻るから」
そう言って鳴海は家を出て行った。
出て行ったのが17時だからもう3時間が来る
すぐ、が数十分や一時間程度の話でもないことは分かってはいたけど
さすがに遅いよね
それに、今日の事はまだ鳴海に話していない
隠していたはずなのに、鳴海は私が学校で困っていたことを知っていた
あと、鳴海を見た時の多田くんの反応と、鳴海の口調が怖かった
ハンガーにワイシャツを掛けて、空中でアイロンをかけていく、アイロン台のいらない普通のモノより小さなスチームアイロン
アイロンが終わったものはソファーの上に私の服と鳴海のシャツを分けておいておく
「ただいまー」
鳴海の声だ
軽快な足音と共にリビングと玄関を分けるドアが開く
「ちょっと、呼び出しきたからでてくるね。すぐに戻るから」
そう言って鳴海は家を出て行った。
出て行ったのが17時だからもう3時間が来る
すぐ、が数十分や一時間程度の話でもないことは分かってはいたけど
さすがに遅いよね
それに、今日の事はまだ鳴海に話していない
隠していたはずなのに、鳴海は私が学校で困っていたことを知っていた
あと、鳴海を見た時の多田くんの反応と、鳴海の口調が怖かった
ハンガーにワイシャツを掛けて、空中でアイロンをかけていく、アイロン台のいらない普通のモノより小さなスチームアイロン
アイロンが終わったものはソファーの上に私の服と鳴海のシャツを分けておいておく
「ただいまー」
鳴海の声だ
軽快な足音と共にリビングと玄関を分けるドアが開く