鳴海が家を出ていって1週間がすぎた
メッセージも電話も一切来ないし、この家にも1度も帰ってきていない

「もう二度と顔を見たくない」

そういったのは自分なのに、当たり前のように見てきた鳴海がいないとなると心細くて寂しい

この1週間、1度も家の外に出ていないし、時田さんも植田さんもこの家に来ない

植田さんから生存確認とご飯を食べてるか確認する為の連絡が1日2回最低送られてくるだけ

鳴海がストックしていた冷凍のパスタを夜ご飯に食べて、今日も1人でソファーに座って本を読む