あー…やばい。

わかってる…俺がこういう雰囲気にしていることは。





だけど…本当に目の前の胡桃がやばい。




俺の理性を掻き乱しておかしくさせる程、色気がすごい。




浴衣って恐ろしい、と初めて思った。




綺麗なうなじとか、少し乱れ気味の胸元とか…


もう、俺を攻めにきている。





そんな胡桃を直視なんてできるはずがない。



胡桃が雰囲気を崩さないように、さっきから笑顔を作っていることや、強くないのにお酒に手を伸ばしていたり…