「かわいいなあ〜、華歩の幼なじみちゃんは」



そう言って、華歩姉がわたしの頭をわしゃわしゃした。



「それじゃあ、わたくし共は失礼しますね」



「あ、わたしも乗せてって〜!」



マネージャーさんに空港まで送ってもらおうとしている華歩姉。



「もう、帰っちゃうの〜?」



春ちゃんが華歩姉に抱きついてそう言った。



「きゃー!春花〜〜!相変わらず可愛いわね?今日の夜の便なの。またくる!元気でね?」



そう言って、春ちゃんに抱きついている。



「華歩さーん、そろそろ行きますよ〜?」