ケータイ小説 野いちご

優秀ドクターと溺愛新婚生活〜結婚するなんて聞いてない!〜

7.気持ちの変化とすれ違い




「おはよ」



すぐ近くから聞こえてきたその声に、パチッと目が覚めた。

だけど私の視界は真っ暗で何も見えてはいない。


それに、身動きも取れない。

ーーなにこれ、金縛り!?


そう思ったのも一瞬で、原因はすぐに分かった。



「葵、起きた?」



耳元で声が聞こえて、すぐに身体が動くようになる。


朝から、心臓に悪い起こし方しないで欲しい。

ドキドキしすぎてつらい。



「お、おはようございます......」



身動き取れなかったのは、金縛りなどではなく、爽介さんに捕まっていたからだ。



「ん、おはよ」


「......っ!?」



そして、爽介さんはそのままおでこにキスを落としてきた。


今まで、こんなことなかったのに、あの休みの日を1日過ごした後から、どんどん甘さが増している気がする。

それはきっと、私の気の所為なんかではなかった。


一体どうして......?


それに、私もおかしくなっている。


< 139/ 183 >