─────数時間経ち、午前中の授業が終了した


「恋様、お疲れ様です

本日はどちらで昼食を取りましょうか」


「今日はレストランに行こうと思ってるわ」


市ヶ谷学園のレストランは一流シェフが担当していて、どれも美味しいのよね

篠宮は「かしこまりました」と言うと、慣れた手つきであたしのバッグを手に持ち、レストランへと案内される


ちらりと後ろを向くと、春歌も蕾も側近の人達に同じように案内されていた