ケータイ小説 野いちご

君をあきらめない ~永遠に続く愛を君に~

さよならの準備

上司の部屋から出た私。
まだ緊張で足が震えている・・・。


これは現実なのかと問いたくなる毎日。
でも現実だ。

大きく動揺する自分と、やけに冷静になる自分。

私は大きく深呼吸をしてから再びヒールを鳴らして歩き始めた。


いつもの職場の雰囲気。
殺伐としていてかなり慌ただしい。

「どうした?」
フロアの入り口で止まっていると、後ろから海璃に声をかけられた。
「うんん」
私は心の内を悟られないように、海璃から目をそらして歩き始めようとする。

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