ケータイ小説 野いちご

ねえ、知ってる?【上】

① 出会いと始まり
「よりみちと甘いモン」




 初出勤の次の日。


 私は一日予定もなかったので、ゴールデンウィークの課題に取り組んでいた。


 提出はゴールデンウィーク明けなので、まだ余裕はあるが、次の出勤も明後日だし、早めに終わらせておくことにした。


 お昼はお母さんも家にいたので、一緒にご飯を作った。


 もう三時か・・・。


 課題も一段落終わったし、いつものカフェに行こうかな。


 そうと決まれば、私はすぐに鞄と携帯を持って自分の部屋を出た。


「ちょっとよりみち行ってくるね」


「はいよ~。夜はカレーだよ。行ってらっしゃい」


「うん! 行ってきます」



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