ケータイ小説 野いちご

ねえ、知ってる?【上】

① 出会いと始まり
「アルバイト」




「えー! 陽十香、あそこに出来た新しいカフェで働くことになったんだ。良かったね、おめでとう」


「えへへ~、ありがとう。カフェ店員なんて、私に出来るかな?」


 日曜日。


 私と陽十香は大学もなかったけど、二人で買い物に出かけていた。


 大学生って毎日服装を考えなくちゃいけなくて本当に大変。


 雑誌で見たような可愛い服を手に入れられたら良いな。


 お昼前から集合して少し疲れた私たちは、お昼ご飯と休憩をかねてハンバーガーショップに来ていた。


 大学の友達とこんな風に遊んでるなんて、なんだか夢みたいな気分。


 陽十香はこの前面接を受けたカフェで採用され、来週から働き始めるらしい。



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