最近、尚輝君とよく目が合うと思う。
それに他の男子とも、、

何かあったのかと思ったが尚輝君と目が合う喜びのせいでなにも考えていなかった。

「あああーーーー、本当に尚輝君かっこいい!」

私はいつものように呟いた。

「ねえ、菜月へんなこと言っていい?」

突然、和紗が聞いてきた。

「ええ、なに?」

私は、和紗が、尚輝君のことを好きになったというのではないかと、怖くて、聞きたくなかったが、向き合おうと思った。

「尚輝君に、話したいことあるんだけど、少し話していいかな?
変な誤解されたくないから先言っとくね。」

「いいけど、和紗、尚輝君のこと好きじゃないの?」

「なに言ってるの?そんなことないに決まってるじゃん。」

私は、安心した。
だが、尚輝君と話したいことなんてなんだろう。

こんなことはしてはいけないと思ったが、気になった私は、尚輝君と、和紗が話しているところにこっそりついていくことにした。