ケータイ小説 野いちご

コーヒーのお味はいかが?

永遠の願い

そして次の日、あしたは笑里と一緒に地元を後にした。


「帰ってきちゃった」


電車を降り、タクシーを拾い、笑里と相乗りする。


「はぁ~。明日から、また仕事か」


隣に座る笑里が、憂鬱そうに口にする。


「久々の長期休みだったから、ちゃんと切り替えできるかな」


いや、切り替えなきゃダメでしょ。

笑里の言葉に、あたしは苦笑いする。

その時、物凄い衝撃に襲われた。

何?!

いきなりのことに、状況を理解するのに時間が掛かる。

・・・事故?

ハッとし、隣に居た笑里へと視線を移す。

目を閉じている笑里の脈を確認し、体を揺らす。


「笑里、笑里!!」

「・・・結可?」


笑里は顔を引き攣りながら、眉を顰める。


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