ケータイ小説 野いちご

身長差30cm、年の差12才、この恋あり

恋よりも仕事
運動会は大変です

今日は圭吾君が休みを取って、真弥さんとデート。



二人が別れなくて本当に良かったと思う。



外のごみ箱を片付けていると、高校生が制服のまま地面に座っていた。


地面にそのままに座るだなんて、時代も変わったなと思ってると。



一人の男子高校生に声をかけられた。



「コンビニのおねえちゃん。一緒にあそばない。」



おい、おい、学校はどうした。



今日は平日だから、高校生へは行かないのつもりなのか。


下手に刺激したくないし。



「無視しないでよ。遊ぼ。」



高校生の子供と遊んで暇なんかありません。


こんなにゴミを散らかして、小学生でも片付けるわ。


無視して片付けてると、一人の男子高校生に腕を捕まれた。



ちょっと、やだ、離しなさい。



聖夜、助けて。



「その手、離してくれない。」



聖夜、遅いよ。



「あ、聖夜さん。この店で働てるんですか。」



「そうだよ。その人はこの店の店長だし、そんなことしたら、不味いと思うけど。」



男子高校生は聖夜を知ってるのか。



まぁ、聖夜は昨年まで高校生だった訳で。



そう、高校生でした。



「聖夜さんの働いてる店の店長でしたか、それはすみませんでした。」



聖夜の言う事は直ぐに聞くわけだ。



男子高校生はゴミを片付けて、慌てて帰って行った。



聖夜の事はまだまだ分からない事だらけ。



どう見ても不良にしか見えない高校生を、簡単に追い払うだなんて。



聖夜は何者ですか。



「美莉、顔にシワよってるけど、大丈夫。」



シワ、それは不味い。



シワに敏感な私は店の中に戻り、鏡とにらめっこしてると、聖夜に笑われた。



「美莉大丈夫だった。あいつら悪い奴らじゃないから、安心して。勉強についていけなくて、ああやってつるんで、憂さ晴らしてるだけだからさ。」



「シワは大丈夫かな?」



聖夜が思い切り、吹き出した。



何で笑うかな。


シワには敏感なんだよね。


30にもなると、お肌の状態は下がる一方。


それにしても、聖夜笑い過ぎですから。


30女の悩みをバカにするな。




















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