ケータイ小説 野いちご

家庭男子はどうですか?

笑顔の魔法

今日の三限目と四限目は、僕の大得意な家庭科!しかも調理実習だ。

調理実習では、自分の好きな人と班を作って料理を作る。班員は、僕と僕の友達、そして真凛ちゃんと真凛ちゃんの友達だ。

調理実習の時は、普段は先生が献立を用意するんだけど、今日は自由献立。つまり、自分たちでメニューを考えて作る日だ。

エプロンをつけ、手をしっかり洗う。真凛ちゃんたちも手を洗い、準備はオッケーだ。

「あたし、料理できないから洗い物を担当する」

真凛ちゃんがそう言い、僕は「わかった!お願いします!」とフニャリと笑った。どんな形であれ、真凛ちゃんと料理できるのは幸せだ。

「えっと……何を作るんだっけ……」

友達が呟き、「和風パスタと具沢山コンソメスープ、そしてトマトの生ハムのカルパッチョだよ」と僕は素早く言った。

誰がどの料理を担当するか決め、チャイムが鳴ると同時に僕らは素早く行動に移す。もうすでにお腹は空いている。早く食べたい。

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