あの夏の日僕が夢に見た話をしようと思う

夢の中で僕は一人の少女と一緒にいた
その少女の顔は覚えていないけれど、表情がどこか寂しげだったのは覚えている

夢の中では少女と公園で遊んでいた

僕も少女も年齢年齢的には10歳くらいでとても幼かった

公園でおいかっけこをしたい、ブランコを漕いだりして遊んでいた

やがて夕方になって帰るとなった時、少女は僕にこう聞いてきたんだ

「生きるってどういう事だと思う?」


そこで僕は目が覚めた


それ以来その少女の夢は見ていない


その夢を見てから僕はずっと考えている

『生きる』って言うことがどういうことか

単純な言葉かもしれない

存在しているだけで生きているってことになるのだから

でも、実際はそんな簡単な事ではないと思う

生きていても苦しい事だって悲しい事だってあるし、逆に楽しい事や嬉しいことだってある

親や学校に縛られて生きている人もいれば、誰にも縛られず自由に生きてる人もいる

だから少女の問はすごく難しかった

ただ自分は生きるって言うのは、誰かと心を通わせる事だと思う

誰かが隣にいて、話したり喧嘩したり時には一緒に泣いたり。

それが生きるって事だと思う

みんなも生きるって事がどういうことか考えて見て欲しい