私は小学生の時、同じクラスの男子共に虐められていた。何度「やめて」と言っても、止まらないイジメ。

『学校行きたくない』

ある朝、私はそう言って泣いた。
そんな私に隣に住んでいる翔ちゃんがこう言った。

「俺が羽花を守るから!一緒に学校行こうよ!」

たった一つ年上の翔ちゃん。
それでも、その言葉が頼もしくて、嬉しくて

『翔ちゃんが行くなら行く!』

私はそれから学校が怖くなくなった。
本当に翔ちゃんが守ってくれたから。
どんな時でも助けに来てくれて

「羽花のことは守るって言っただろ!」

そう言って笑い、泥だらけになって、いじめっ子と戦ってくれた。

『ありがとう、翔ちゃん』

それからだ。
私の恋が始まったのは…