ケータイ小説 野いちご

冬 -Domestic Violence-

第5章



第5章


あなたと2人で このまま消えてしまおう
今 あなたの体に溶けて ひとつに重なろう



被害者 上原シオリ
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フゥっと息をついて、
目の前のカーテンに手を伸ばす。


“シャー!!”


「「・・・・(゚Д゚)・・・・」」


「・・・どう・・かな・・?」


「「やっばい!!!可愛い!!!!」」


試着室の前で待っていたクルミとサヤカが本心からそう言ってくれたのが伝わったので、

思わず恥ずかしさから口元を覆ってしまう。


「やっぱりシオリは白が似合う!」
「ヤバい・・眩しくて失明する。」




無事に出産したエミリの赤ちゃんを見に行った帰り、

私からお願いして二人にショッピングに付き合ってもらった。



何年ぶりだろう・・?

仕事に着ていく服を適当に選んで買うだけだったのに・・

こんなにドキドキしながら服を選んだのは・・。




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