ケータイ小説 野いちご

飛鳥くんはクールなんかじゃない

夏と飛鳥くんと恋心




───キーンコーン……。



「終わったぁ〜!」


テスト最終日。最後の科目の終了を告げるチャイムが、いま鳴った。




「夏休みだぜ!やっほーい!」

「バーカ。その前に終業式だろ」

「んなもんすぐ終わるって!」



クラスの男の子たちは立ち上がって、もはや夏休みモード突入。


このあとの終業式を終えると、私たちは夏休みに入る。


高校生になって初めての夏休み。私も内心はワクワクで、早く終業式を終えたくてしかたなかった。




「ねぇ凛ちゃん。夏休みどこか行かない?」

「いいね、行こう!部活がない日なら空いてるよ」



終業式の長い校長先生の話を終えて、ようやく1学期の学校生活は幕を下ろした。


さっそく凛ちゃんと夏休みの計画を立てながら、帰る支度を始める。




< 93/ 271 >