2学期が始まった。
朝早くに目覚めた私は
支度を済ませ、学校へと走る。

校門を開ける先生よりも
早く着いた私はいつも通り
そこでおにぎりを頬張る。

約1ヶ月、先輩に会えなかった
私は早く会いたくて仕方がなかった。

2つ目のおにぎりを頬張ろうとすると
後ろの校門を開く音が聞こえる。

ーガガガガー

先生「おう、北見。
相変わらず早いな。」

雫「当たり前じゃないですか!
やっと先輩に会えるんですよっ!!」

私が何故、こんなにも早く
学校に来ているかというと
朝練のある先輩を待ち伏せするためだ。