私は不思議 アリス。地味子でいじめられてます。そして、兄には言っていません。理由は簡単。兄が般若になるからです。怖くありませんが。ぶっちゃけ、護身術を色々と習ってましたので、兄より、強いです。勝ったことあります。で。
陸「アリスゥ~、朝だよぉ~?起きてぇ~。」
起きてますが、無視してベッドからおりると、兄がノックもせずに入ってきたので、蹴りをお見舞いしました。
アリス『ばかなの?バカでしょ?馬鹿だよね?』
あ、家ではため口です。
陸「ひどいよ~、アリスゥ~、一文字ずつ変えられてるし~!」
アリス『で?馬鹿兄、なんのよう?』
陸「母さんがおよびだよぉ~?」
アリス『分かった。あと、語尾伸ばさなくていいからね?ウザイ。』
陸「えぇー‼」
兄を無視してリビングに行くと、いつもバカップルなお母さんとお父さんが深刻そうな顔をしていました。
アリス『どうしたの、お母さん。』
ごくりと唾をのみ、言葉を待ちます。
オトウサン「じつは、だな、」
オカアサン「じつは、アリスちゃんに転校してもらうの!」
アリス『で?そこまで深刻じゃないじゃん。』
オカアサン「深刻よ!ほんとは女子高にしたかったのに!」
オトウサン「男がうじゃうじゃ居る共学だなんて、安心できる訳がないじゃないか!」
陸「ソーダソーダ!」
いつから兄が!チッ、閉じ込めたんですが・・・
陸「アリスゥ、いま、舌打ちした~!ひどいよー!」
アリス『うるさいバカ兄。で、どこの学校?』
オトウサン「じつは、不良校として有名な、紅葉狩り学園だ。」
アリス『いいけど?』
〔え、一回拒否ろう?すんなりすぎるよ。〕
アリス『え、めんどい、てか、作者邪魔。』
〔はーあ、じゃあね (つまんなっ)〕
よし消えましたね。 
アリス『いつから?』
オカアサン「明日よ。それで、地味子の格好よろしくね。」
アリス『なんでさ?元々地味だからいいじゃん?』
オトウサン「だ・め・だ・!」
アリス『分かったよー、明日ね』
うるさいですねー。
オカアサン「あ、寮じゃないから♪安心よ♪」
アリス『はーい。』
そして、私はまた眠りました。
陸「ねえ母さん、今昼じゃなかったっけ?」
オカアサン「寝るの早いのねぇー。明日忙しいからいいけど。ゆっくり寝なさい?アリス。」
そんなことは知れず、深い眠りへと落ちて行きました。
ー次の日ー
陸「アリスゥ~、起きてぇ~?」
アリス『んん、うるさい、バカ兄。』
陸「おはよぉ~?アリスゥ~。」
アリス『なんで女子高生の部屋入ってんの?』
陸「いいじゃん家族だし。」
アリス『着替えるから出てけ?(黒笑』
陸「ひっ!はい‼」
出てったのを確認し、机の上のメモを見てみます。〝アリスちゃん、髪型はお下げで、そこのだて眼鏡かけて、優等生の服の着方してね‼〟
あ、これかいたの絶対お母さんですね。
来てみるととてつもなくダサいです。
アリス『こんなん着るの?ダサい。いつもとダサいの変わらないけど。』
リビングに行って、ご飯食べて、馬鹿兄をおいてって学校へ行きました。
ギャル「うっわ~、ダサっクスクス」
ギャル「時代遅れだよね~クスクス」
オトコ「うわっ、気持ち悪っ」
オトコ「お下げって、始めてみたわおれ。」 
うわ、来たとたんこれです。うんざりします。
てか、めんどいです。
アリス『え~と私は・・・S組?なにそれ。まあいってみよ。』
がら←ドアを開けた音
ギャル「うわ、地味子来た・・・」
オトコ「なんでこのクラス・・・」 
別にいーじゃないですか。うるさいですね。