ここにはわたしとあの男の子しかいないわけで… じゃあやっぱりあの男の子が!? う、うそー…… びっくりして後ずさりすると、 キュッ…… 「…っ!」 しまった! 上履きが床に…。 うぅ…… かなり響いてしまったよぉ…… 「誰かいんの?」 案の定男の子に聞こえてしまったわけで。 ば、ばれた… ばれてしまった。 「何してんの?こんな所で」 「あ、いや……えとー」 どうしましょう… ピンチです、ピンチですよ。