ケータイ小説 野いちご

年下王子の言いなり。

第3章
色恋沙汰とか、なんとか、もうパニック。

その後、私は日曜日まで仕事に追われた。
残業はなかったというものの、土・日を
奪われるのは、やはりつらい。
でも、休日出勤があったから、月曜日に
休みが与えられ、今こうしてカフェで休んでいる。



「由希子〜!!」

「愛莉、久しぶり。」

彼女は『佐々木愛莉(ささき あいり)』
高校からの仲で、一児の母である。

「愛莉は最近、旦那さんとどうなの?」

「仲良いわよ。妊娠する前から
ずっと、色々気にかけてくれててね〜。
優しいの、、、
でも、もうちょっとSになってくれても
良いんだけどね。」

「良いじゃない、優しい旦那さんで。
私なんて、課長と女性がイチャついてるところ
見ちゃって、絶賛失恋中。
そんな中、朝起きたら若い男が
隣に寝てたのよ。しかも、その男が
うちの会社の社長の息子で…
もう訳わかんない…」

「すごいじゃない!!そんな色恋沙汰に
巻き込まれてんの。
27になる女に、いい出会いが来たのね。
モテ期到来ってやつ!」

「面白半分にしてるでしょ。
私にとっては、パニックでよくわからないし、
もう今後は仕事に生きるの。」

「仕事に生きるとか言っちゃって、
女には恋愛が必要不可欠なの。
私は今、旦那と子どもに恋してるけどね。」

「必要不可欠って…」

そのあと、いろんな世間話をして
2時間経った。

「もう、4時か。夕飯の支度があるから
出よっか。」









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