ケータイ小説 野いちご

新堂三兄弟のお姫様

幼馴染の仲良し


仁野が編入して1週間。

私と那野の関係は未だ何も
変わっていない。

ある程度出た答えを言葉にする
作業に随分と時間がかかった。

この気持ちの正しい言葉を
正しい形を探すのに手間取っていた。

ーガラガラ

妃乃「おはよう、キノ。」

久しぶりに見た喜野の怒った顔。
挨拶をしても喜野は返さなかった。

少し遅れて教室に入ってきた
水瀬さんの姿を見ると
ぷいっとあさっての方向を向いた。

香夜「香坂さん、この後少し話せる?」

妃乃「うん。喜野の事?」

香夜「うん。」

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