私達はこっそり、校舎裏の秘密のベンチでお弁当を食べていた…
『先生、あーん』私が箸で卵焼きを挟んで先生の方へ向けると先生は食べた
『旨い…』『でしょ?自信作なの!』
二人っきりの時だけ、敬語禁止のと言われたので、普通に今はタメ口だ
『良い俺の嫁に成りそうだな…』
『ちょ、先生!?恥ずいっス』
『何ー?照れてんのかよ?口調おかしくなってるぞー?』
『うぅ…仕方ないじゃないですか~!』
すると…
『あ?今、何て言った?』
『だから、仕方ないじゃないですかって…『俺がいつ、敬語で喋ろと言った?』
その時の先生の目は怖かった
『こ、これは仕方『なくない
俺と二人っきりの時は敬語禁止
俺の未来の嫁ならそれ位覚えろ
そもそも…俺以外の人にあーんするな』
前に、教室で私は幼なじみにあーんした
『彼女持ちだから大丈夫『じゃない』
『分かった!』
この時笑顔だったのは、先生が嫉妬してくれたのが嬉しかったせい