『おー!来たか』
『ゴメン!待たせたかな?』
『ヘーキ
つか、待ってねーし
じゃ、行くか!』
ホントはキミ、こーゆー時は早く行くタイプって前に言ってたよね?
覚えてるんだから!
もう!優しいかよ!

『じゃ!食うかー!』
と、サラッと彼は私を先に座らせてくれたり、先にメニュー読ませてくれたりしてから、彼は頼んだ物を見てそう言った
『じゃ、焼くぞ』
焼くのが苦手と分かってるのか、焼いてくれる
やっぱり、キミは優しい…

『美味しい!』
『なら、良かった…』
彼は焼き加減でも心配だったのか安心したようにそう言った

ヤバい…お腹いっぱいかも…
でも、まだ、少し残ってる…
無理にでも食べないと…
と、思っていたら
『お前、喰わないなら、俺が喰ってやるー』
と、私の取り皿から、全部の種類を均等に半分持って行った。
色んな種類食べたいのもお見通しだった
『ありがとう』
キミに好きだとはまだ言えない。