華奢な体なのにものすごい力で引っ張られた。


陽くん助けて!と思って教室を見渡すと陽くんは前の机で寝ていた。 ‥...あとでぜってぇシめてやる。


『ええ、ちょっとどこ行くの!』


「いいとこだよ。」


腕を払おうとしても力が強い。
ぐんぐんと引っ張られて、空き教室についた。