ケータイ小説 野いちご

幸福論

第1章 これは仕事
〜まこ〜

小森さんを送り出した私は
足早に志乃が待つ道路まで歩く。




「お疲れ様!」




車の外で待っててくれた志乃は
心なしか心配そう。




「ごめんね、遅くなっちゃって。
迎えありがとう。」





出来るだけ笑顔で答える。


それから志乃の運転で私の家まで送ってもらう。
その道中、





「ちょっと話あるんだぁ。
家上がっていい?」




こんなことを聞いてきた。
とりあえず家に着いて部屋に通す。




「なんか飲む?」

「あ、うん。ありがと」

「どしたの(笑)」




どこかそわそわしている彼女を横目に
ハーブティーを入れる。






「あのー、あのね、」




「彼氏できたんだ。」


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