ーーーーーーー

翌朝、潮風の匂いで目が覚めた。

「んー、レナさん?どこぉ…」

肌寒くて身震いを興す俺は寝ぼけながらレナさんを手探りで探す。

「ここよ。おはよ、遥斗。」

窓を開けて朝焼けの空を見ていたらしい。
俺が求めると、すぐにまた布団に入ってきてくれたので思い切り抱きしめた。

「今、何時?」
「6時半よ。8時に朝食だからまだ時間ある。」

「やった。ぢゃあまだ一緒に居れる。」

少し早く目覚めて、裸のままくっついて過ごす時間は凄く気持ち良い。堪らなくってレナさんの首にキスすると、寝起きの体には刺激だったよう。

甘い声が漏れて、俺はレナさんを上から見つめた。

「朝って興奮する…」

朝食までの時間、俺達は甘い快楽を味わった…。