ケータイ小説 野いちご

この作品のキーワード

腹黒王子のいいなり。

迫られて、キス



その日以降、先輩にまた絡まれるか心配だったけれど、廊下ですれ違うこともなく1週間ほどが経った。


「春坂さん、今日はバナナチョコだ!
美味しいか食べようぜ!」


たしかに先輩に絡まれることはなかった。

だけど、なぜか野村があの日パイナップルチョコを受け取って以来、毎日お菓子を渡してくるという事態が起こっていた。


「毎度毎度、春坂さんに絡んだら迷惑だよ?」
「そんなことないよなぁ?春坂さん」



その度に菅原が助けてくれようとするのだけれど、野村はなかなか折れようとしない。

そしてまた今日もお菓子を渡され、素直に受け入れることしかできない私。


今日こそは断るって昨日の夜、家で誓ったはずなのに……!


< 45/ 338 >